Enjoy every moment in Namibia

青年海外協力隊として、ナミビアで活動する約1年9か月

ナミビアのてっぺんからナミビアを眺める

ブランバーグ登山2日目。

日が出てくると暑くなるので、7時出発です。テントは張りっぱなしなので、必要な食料と水だけ持っていきます。身軽。昨日と全然違います。

歩く、登る、休む、歩く、登る。

f:id:fuca-0211:20171218055705j:image

雄大な景色を見ながらひたすら登ります。今日もミスチルの力を借りようと、上りの時だけミスチルを流して力をもらいました。世界どこへ行っても何をしてても力をくれるミスチルです。

大変にしんどくて喋る気力もないくらいの感じだったんですが、

まだなの?いつ頂上見えるの?あと、1時間後?!

あれかー!てっぺんー!遠いー!

f:id:fuca-0211:20171218055957j:image

拡大するとてっぺんの十字が見えます。

てな感じだったんですが、

登りながらいろんなことをぐるぐる考えてもいたんですが、

ジョンが、almost there!! と言って、最後登頂する瞬間、流れていたミスチルが、私の今のところ唯一の卒業生を送り出す時に使った”足音”で、6年3組のみんな〜!と思いながら、ナミビアのてっぺんに立ったら、ちょっと泣けました。

f:id:fuca-0211:20171218060350j:image

ナミビアのてっぺんからは、広ーいナミビアがずーっと遠くまで見渡せました。ブンヤはどこかなぁと見えるはずのないさらに遠くを眺めます。

f:id:fuca-0211:20171218060520j:image

f:id:fuca-0211:20171218060543j:image

登ったぞー!

そして、山頂で食べる、ウサコスという町のビルトン。ビルトンとは、ナミビア名産の干し肉。

f:id:fuca-0211:20171218060640j:image

うますぎる。

そして、今日も見つけてしまいました!ブッシュマン最強説を裏付ける事実!

山頂で2時間くらいはゆっくりしようかぁとのことで、みんな写真をとったりおやつ食べたらしていました。その時、ポーターのマイケルが、缶を開けたいからナイフ貸して?と言いに来たんですが、私たちは持っておらず、貸せませんでした。そのとき、ブッシュマンジョンはどうしたか。

f:id:fuca-0211:20171218060825j:image

缶のはしっこをぎりぎりと岩に押し付けて、開けてしまったんですねー!缶!

もう、すごすぎて、写真撮ってしまいますよね。なんでそんなにクレバーなの?!とジョンに聞くと、ブッシュマンは自然の中で生きるから、日々新しいことを学ぶんだよ、道具がなくてもなんとか方法を考えれるんだ、と。

 と、楽しんでいたらもう下りる時間。あ、ブランバーグの山頂には電波塔が立っていて、山頂のみ電波がありました!おどろき!

そして、薄々山頂で感じてはいたんですが、下り始めて、改めて実感。

私、若干の高所恐怖症なんですね。

なので、下りは散々でした。全然ついていけない。ひーひー言いながら、とりあえずキャンプサイトまでみんなを暑い中待たせながら、下ります。

f:id:fuca-0211:20171218061104j:image

キャンプサイトに帰ったのが夕方。ものすごいハエの量で、洞窟に避難。そこで、同期隊員マイナス1の3人で、活動や生活についてまったりお話しておりました。洞窟に入ってくる涼しい風を感じながら、寝転んで話す時間。癒されすぎる。

今日の山ごはんも最高でした。

寝る準備をしてからは、岩山の上でみんなで寝っ転がって、星の鑑賞。と、ダマラという民族の言葉の練習。ジョンが一生懸命ダマラの言葉を教えてくれます。

雲ひとつない、完璧なシチュエーション。流れ星が普通に3つ4つ見えました。なんたる幸せ。