Enjoy every moment in Namibia

青年海外協力隊として、ナミビアで活動する約1年9か月

オプオの町で〜ヒンバ族に〜出会った〜

弾丸オプオ旅。
きのうオプオに来て、今日オプオを出ますが、その前に絶対やりたかったこと。
ヒンバ族の村、訪問!
オプオの隊員さんに紹介してもらったエリザベスさんという方に案内をお願いして、オプオの町の近くにあるヒンバ族の村へ行ってきました。
まずはスーパー前で集合し、ヒンバ族の方々へのお土産を買う。200ドル分。パンやメイズの粉、おかしなど。
そして、エリザベスさんの用意してくださった車で、村へ向かいます。近くだと思っていたら、意外と1時間くらいかかりました。未舗装の道をコトコト。
やっと着いたヒンバの村!

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きのうから町にたくさんヒンバの方がみえるので、あまり驚きはないものの、じっくり見れるのは初めて。

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ヒンバ族の女性は、オカと呼ばれる赤い粉を全身に塗っています。このオカは、日焼け止めや虫除けなど、いろいろな効果があるんだそう。
早速、1人のお姉さんがオカを作っていました。山からとってくるという特別な石をすり潰してできるオカ。f:id:fuca-0211:20180326203923j:image

これを動物からとれるバターと混ぜ合わせて体に塗ります。
そして、このヒンバの方々は、一生シャワーを浴びないんだそう。でもほんのりいい香りがするのは、特別なパヒュームを付けているから。お香に使う植物を取ってきて、それをいぶし、その煙を体に付けます。

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髪の毛は、赤い泥を使って固めてあります。

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動物の皮を使った服飾品たち。おしゃれ。

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ということで、私も体験してみました。

まじれてる?

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歩くとスカートに付いている飾りがシャラシャラ鳴ります。
メイズ(トウモロコシ)の粉を挽く体験もさせてもらいました。カバンゴの村とは挽き方が違う。

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でも、村の様子は全体的にカバンゴの村と大きな差はありませんでした。
最後には、お土産物をずらっと広げて待つヒンバレディ。
首都でもオプオの村でも、お土産物を巧みに売る観光化されたヒンバの方々をお見かけしますが、こんな村でももうばっちり観光化されてしまっているんだなぁ。
この村の女の子の中で、ヒンバの格好をしている子と普通の格好をしている子がいて、どういう違いか聞いたら、ヒンバの格好の子は学校に行っておらず、普通の格好の子は学校に通っているそう。

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ガイドしてくれたエリザベスさんもヒンバの村出身だそうなので、ヒンバ族でも、村で暮らしたりヒンバの格好をせず、町で暮らす人も多いんだろうなぁ。
観光化されてしまってはいるものの、今後もヒンバ族の文化が大切な守っていかれることを願います。

ちなみに、こちらがヘレロ族。

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立派なドレスと牛の角のような帽子が特徴。
こんな独特な格好の2つの部族が普通にいるオプオの町でございました。