Enjoy every moment in Namibia

青年海外協力隊として、ナミビアで活動する約1年9か月

変な匂いのする肉は二度と食べない

明日は子どもの笑顔を作ろうと床についたその夜、気持ち悪さで目が覚める。

うう。何かがおかしい。

トイレへ行ったら、水が出たらいけないところからとうとうと水が出る。

やってしまった。

昨晩のおかずはピーマンチャンプルー。

使ったお肉は、再解凍した牛肉。

以前に解凍してしまった時から変わった匂いがしていて、それでも食べた1枚目。なんともなかった。

昨晩の2枚目は、やはりおかしな香りがしたものの、火を通せば大丈夫だろうと、甘く見たのを後悔しても後の祭り。

ふらふらしながらトイレとベッドを往復し、寒さに震え、体の痛さに眠れず、夜が明ける頃にやっと薬を飲むという選択肢に気づく。

父のおすすめのとんぷく。

飲んだその後はなんとか体の痛みを忘れて寝ることができ、熱も下がってきた。

朝、微熱だし、なんとか学校行けるかな?と思ったものの、やはりやめておいた。変な匂いのする牛肉を食べたせいで欠勤なんて、情けないにも程がある、、。

とんぷくの効果もだんだんと切れ、体の痛みが再度おそってきて、熱もまた上がり出す。うーん、行きたくないけど、行くか、病院。。

すぐ横だし。

 

行ってみたら、まず出会った、6年生の教え子。いつも挙手も元気よくする男の子。そういえば最近顔を見ていなかった。見るからに体調が悪そう。月曜から入院しているそうで、原因はマラリアマラリアマラリアと聞きますが、自分の教えている子が実際にマラリアにかかって入院し、本当に具合が悪そうにしている様子を見て、マラリアという病気の恐ろしさを感じました。

診察室の方へ足を運ぶと、また出会った、他の6年生の教え子。昼間なのにパーカーにフリースを重ねジャンパーをはおっている日本人の算数の先生に驚いた様子。その子はきのうもいたし、見た感じは普通でしたが、やはり病気だとのこと。

病院に行って、実際にこれだけの教え子に会って、しかも自分も病気になってみると、栄養状態が満足でなく、衛生環境も決して良いと言えない環境下で暮らす子どもたちが、病気にかかりやすいのは当たり前のことだな、と。学校で勉強に集中できない子どもたちも、頭ごなしに叱るのではなく、そういう環境を考えてあげないと、と反省しました。

 

診察してもらった私はというと、血圧が異常に低いため、とりあえず点滴を打つことに。その前に、お決まりのマラリア検査。マラリアではないだろうと思ってはいても、もしかしたら、、といつも怖くなります。ベッドで寝せてもらいながら点滴が終わるのを待ち、それでも38度後半まで上がってしまって下がらない熱を下げるための抗生物質をもらい、なんとか夕方に帰宅。

こんなときに駆けつけてもらえる村隊員の存在は本当にありがたい。

とにかく早く治したい。

 

あ、なんにも写真がない。

ま、こんな日は、なし。