Enjoy every moment in Namibia

青年海外協力隊として、ナミビアで活動する約1年9か月

ブンヤ流学級問題対処の仕方

 ブンヤで教え始めて、初めて、私がブチ切れた後にゲンダさんからのご指導をクラスに入れていただきました。

学期始めからしつこく言っていた”課題を出す”ということ。2学期まではそれも自己責任と思い、出していなくてもそれは成績が0点ということで、放っておいたのですが、そうなるとそれでいいやーと思う子が増えて、宿題をやらない、課題をやらない、課題をやらないからテストもできない、テストもできなくてモチベーション下がる、また次のトピックでも宿題やらない、もう宿題も課題もやらないクセがついている、宿題も課題やらないから理解できるわけがない、理解できないから話も聞かない、結果他の子の邪魔をする、という悪悪悪循環になり、結果そういう子が2学期末試験もパスできませんでした。2学期は分数少数で内容が難しかったということもありますが、難しいから諦めてやらないというのはあまりにも情けない。そんなんじゃ何もできるようになりませんわ。

ということで、3学期からしつこく宿題や課題を出すようにと言ってきました。始めはこちらもしつこく時間をかけて言っていたので、気をつけていましたが、もうダレてきました。

そして、きのうの課題。今朝チェックしても、6Bに出していない子どもが多すぎる。教室に行って、休み時間までに提出しないのならば、今日やる予定のトピックテストもやらなくて結構、外で立って待っててください、と伝えました。

それでも持ってこない子が8名ほど。

はなからそれは注意するつもりでしたが、ブレイク後、授業に行くと、いつまでたっても静かにならない、課題を出していない子は約束通り外へ、その後も静かにならない、まぁこんなんでは教えられませんし、これが続くようならずっと教えないので、学年末試験もパスできませんね。と言い捨てて、理科室へ戻りました。

何人かの子は、許して、勉強したいです、と言いにきますが、君たちだけがそう言っていても変わらないので、クラスのみんなと何ができるか話しなさい、と返す。

とりあえず状況は上に伝えないとと思い、ゲンダさんに話に行ったら、即、6Bに話をしに行くゲンダさん。

私から聞いた話を踏まえ、こんこんと話をしてくださいました。

ゲンダさんの話は、要するに、今後も課題をやらない、話を聞かない、他の子を妨害する児童は、親に連絡し、それでもなおらなければ学校に来なくてよろしい、ということ。

日本ではこうはなかなか言えないので、こう言える環境というのは逆にすっきりしていていいなと思ってしまいました。

今回課題を出していない子、及び普段から授業を妨害しがちな子は、私が名前を書いてゲンダさんに渡し、月曜に彼らは親を連れて来ないといけないことになりました。親もしくは保護者が来ない場合は、親もしくは保護者が学校に来るまで君たちも学校に来られませんということになりました。

過激な指示ではありますが、このままでは6Bのやる気のある子まで妨害されてしまうので、致し方ないかと思います。

ゲンダさんと話していて、ゲンダさんも提出期限はきちんと守るようにいつも言っているそうですが、それは訓練であって、将来仕事についた時などに遅刻や提出が遅くなったりすることのないようにという思いからだそうです。

ゲンダさんは大きな子を教えているので、私が教えている6年生とは違いますが、クラスで8人も課題を出さないというのはやはりおかしい。そのままにはしておけません。

ナミビアで教えることの難しさ、そして、クラスで問題が起きた場合の対応の日本との違いを重く感じた1日でした。

 

でも、9月初めの写真を見ていたら、量感ゲームや理科の実験などを楽しそうにやっている子どもたちの姿を見つけて、楽しい授業ならこうなるんだよなぁと。40分の中で1つでもこういう活動があれば楽しく勉強できるのかなぁ、私が頑張らないとなぁと、帰ってから反省したのでありました。

 

今日教えた、骨の名前たち。

授業はプリントを使いましたが、宿題は私が手書きしたので、それを一生懸命ノートに書いている子たち。

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癒される骸骨。

 

はたまた激ウマな骸骨。

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今日、今年初めて子どもが魚を売りにきました。

売りにきた張本人は、今日問題になって月曜親呼び出しの彼!

生活力はあるんだけどなぁ。

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お魚は、焼いてとっても美味しくいただきました。