Enjoy every moment in Namibia

青年海外協力隊として、ナミビアで活動する約1年9か月

最終報告も終わりまして

きのう火曜日は最終報告でした。

朝のミーティングで、今日のプレゼンはどうやって去年の成績を上げたかを話すからみんながいないと意味がないので、来てね、とアピール。

プレゼンはブレイクタイムに行うので、ブレイクタイム終了前にスタンバイして、教室から出てきた先生たちをつかまえて来てもらいました。

後からも続々と来てくれた先生方。

校長にもインスペクター(ブンヤ辺りの学校をまとめる監視役の方)にも声をかけて来てもらいました。

ブレイクタイムは30分なのですが、内容を盛り込みすぎて時間が足りませんでした。よくやるやつ。。

f:id:fuca-0211:20190306052838j:image

どんな活動をしてきたかということを簡単に話して、去年の結果を紹介。

f:id:fuca-0211:20190306053449j:image

メインに話したのは、私が去年1年間教えた中で成績を上げるためにどんなことをしたかということ。

1.クラスルール(ペンとノートの準備、机の上を綺麗に、シャツを入れる、静かにする)、座り方、机の配置とマーク付け

f:id:fuca-0211:20190306053456j:image

2.授業をわかりやすく楽しくするための教材(絵、具体物、実験、フラッシュカード、ジェスチャー、ゲーム)

3.1つの授業に短い多くの活動を入れる

4.毎授業フラッシュカードで復習する

5.宿題を毎日出してチェックして、それぞれの理解度を把握する

6.ミニテストなどをなるべく多く行い、その中の良い点数を成績へ反映する

7.試験問題のチェックと修正

8.子どもの名前を覚える

9.授業時間を無駄にしない(丸付けは午後か空きコマ、宿題係をつくる、黒板係をつくる、宿題用のホワイトボードを作る)

10.先生が自分のことを気にしているよ、と思わせる(なるべくたくさんの子を当てる、理解のゆっくりな子は前に座らせる)

 

どれも子どもをやる気にしてきちんと学習して成績を上げるために大事なことだと思ってやってきました。やった結果、やっぱり大事だと思うので、先生方にも伝えました。

全ては無理でも、1つでも何かこれをやってみようかな、と変化につなげてもらえたらいいなぁ。

私の考えの押し付けになっていないかということがここ最近気がかりですが、やっぱり伝えないと伝わらない。

 

次に伝えたかったのは、同僚の先生たちが頑張ってるよ、ということ。

4人の先生と協力してきたんだよ、彼らは私の作った教材をこんな風に使ってるよ、自分でも教材を作ってるよ、というのを写真や動画で伝えました。

時間がなくて中盤あたりから焦って焦って早口になってしまったのが反省点。

伝わったかなー。。。

伝わってるといいなー。。。

こちらが努力すると、子どもにも響くんだよ、ということ。

今回もフラッシュカードやゲームなどの体験は挟みましたが、より包括的なこういうこと大事だよ、という話をしたので、プレゼンを見て聞いてもらう時間が長くなりました。

授業でも思うんですが、楽しい時間ももちろん必要だけど、やっぱり聞くところはきちんと聞いて理解するってことも大事だなぁと思います。楽しいばっかりでは伝えるべきことも伝えられないかなぁと思うので、今回は真面目な感じでしたが、これでいいと思っています。

総勢24名の方が来てくださって、嬉しい限りでした。

準備していたいなり寿司ぴったりの数でした。

f:id:fuca-0211:20190306055158j:image

足りてよかったー!!ほっ。

評判は上々。

 

火曜日。

f:id:fuca-0211:20190306055259j:image

今日も帰り道のきっずは元気。