Enjoy every moment in Namibia

青年海外協力隊として、ナミビアで活動する約1年9か月

ナミビアの結婚、妊娠事情

きのう、ゲンダさんのお孫さんのお父さんと車が一緒だった、と書きましたが、なぜゲンダさんの娘さんのお婿さんと書かないかというと、ゲンダさんの娘さんとお婿さんになるべき人が、結婚をしていないからです。

きのう、車の中で、そのお婿さんになるべき人は、ぼくの彼女に会いに行く、ぼくの将来のワイフに会いに行くんだよ〜と言っていました。

ナミビアでは、結婚していなくても子どもがいるのが当たり前のようです。同僚の女の先生方も、20代で子どもがみえる方が多くみえますが、その中で結婚してみえる方は私は知りませんし、パートナーと暮らしているような方も知りません。

子どもができても、結婚せず、別れたりするのは当たり前で、また新たなパートナーを見つけたり、もしくは複数のパートナーがいたり、というのが普通のようです。2人の子どもがいる同僚の女の先生も、2人の父親は違う人だし、そのどちらとも今は一緒にいないようなかんじでした。でも、家には他の家族がいたり、兄弟がいたりするので、なんとか子どもを育てていけてしまうようです。私もまだよくわかってませんが。

なので、この前参加した結婚式も、ずっと連れ添っていたカップルがやっと結婚式を挙げた、という感じで、結婚式を挙げるのも一世一代の大行事のようです。盛大な結婚式なので、かなりお金もかかるでしょうし、気軽に挙げられるものではなく、気軽に結婚というものはしないようです。でも気軽に子どもはできてしまうみたい。

前に、朝会で、8年生くらいの女の子が2人の友達に抱えられて教室に戻って行くのを見ました。体調が悪いのかな、と近くの先生に聞いたら、あの子は妊娠しているんだ、という話でした。8年生というと、日本だと中2くらいの年齢です。それが特別なことではなくなってしまっている現状があります。生徒の出席率の話を聞いていても、妊娠で学校に来ていない子が7年生くらいからは学年にコンスタントに1人2人くらいはいました。

ナミビアではHIV感染率も問題になっていて、14%ほどの人が感染していると以前新聞で読みました。

壁に、10代の妊娠を防ごう!というポスターが貼ってある教室もあります。

人口が非常に少ないナミビアなので、子どもができることはいいことですが、若い学生のうちの妊娠は母体にも将来にも影響するので、なんとかならないものかなぁと、そこも教育の力が大きいんだろうなぁと思うところです。

 

今日もまったりしてましたが、9年生の子が遊びにきてくれたので、川まで出かけました。

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この子はその子じゃないけど、ジャカランダの花とマッチして美しかったのでパチリ。これからジャカランダがどんどん咲いてきそうです♪

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これから水を運ぶ牛さんにおそるおそるタッチ。