Enjoy every moment in Namibia

青年海外協力隊として、ナミビアで活動する約1年9か月

やればできるじゃねーか

ここ最近、ひたすらしつこく話を聞かせるように努めています。

2学期まで、正直全員にぴりっと話を聞かせるのをあきらめていた節がありました。時間も食うし、こちらも疲れる。

しかし、やはり話を聞いていない子は理解できないしテストも解けない。

逆に、話をきちんと聞いている子は個性はあるものの結果がついてくるように思います。結果の上下はあっても、落第点をとることはない。落第点をとってしまう子は、話を集中して聞くことが苦手だったり、おそらく学習障害のある子のように思います。

こちらの工夫次第で話を聞けるか聞かないかということは変わってきますし、活動を細切れにしてみたり、具体物を使って興味をもたせたり、視覚教材を使ったり、工夫はそれなりにしているつもり。

それでも、そのような工夫をしても話を聞いていなければ意味がないし、そのような工夫だっていつもいつも毎日毎日できるわけではないので、きちんと話を聞く態度は必要です。

し、か、も、彼らは、ちょっとこわめの力のある先生なら、きちんと話を聞けるのです。これが肝。てめーら、やればできるんじゃねーか。

ということもあり、今学期、しつこくしつこく言っています。彼らが静まらなければ待つし、それで授業範囲が終わらなくても、次の時間に繰り返したりしません。それも毎度毎度彼らに伝えています。それで理解できるようになるはずがありません。

そして、宿題もやってこない。2学期はこれも正直こちらがしつこく言うのが面倒で、やる気のある子だけがやっていました。しかし、結局、そもそも練習量が足りないところに、宿題をやらない子は練習量が圧倒的に足らず、それも落第につながる。これを放っておいては、教科担任としてあかんなと思い、宿題もしつこくしつこく言うようにしました。私にやれと言われたものをやらない子は私の授業にいられません、と。

私が教室に行ってから、だらだらだらだら前の授業の空き時間のお遊びを続けているのも(お遊びをさせる時間を与えている教師が悪いのだが、もうそんなことを言っていられない)、お喋りを続けているのも、ノートとペンの用意をしないのも、ひたすらひたすら言い続け、携帯でストップウォッチを表示して、何分無駄にしているかを分かるようにしました。

少しずつ、少しずつ、改善の様子が見られるように思います。

やればできる。言えば伝わる。あきらめずに信じてやっていこうと思います。

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今日の理科は、全てのものに重さがあるというお勉強。

手作りてんびんばかりで重さ比べもしました。

 

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あと、またブンヤの学校に強盗が入ったらしい。とりあえずとられたものはまだ聞いてませんが、オフィスのドアがこじ開けられていました。

理科室の戸締りも、家の戸締りも気をつけなきゃ。