Enjoy every moment in Namibia

青年海外協力隊として、ナミビアで活動する約1年9か月

新年度2日目からカオス

年末年始の日記をアップしたいのに、ナミビアSIMカードをなくして、前に使っていたテレコムという会社のSIMを使っているため、ネットが遅すぎてアップできない。

早く新しいSIMを買ってアップしたいです。

 

新年度2日目!

今年は子どもが来るまでの準備日が1日しかありませんでした。

きのうは午前はレジスター、午後はロングミーティング。なのに今日から授業をスタートせよ!とのお達し。いつ準備するねん。

今朝も、今日から授業開始せよ!と改めてお達しがありましたが、いやいやいやいや、HOW???? という状況でありました。

まずは朝会。

その後子どもたちが学年ごとに分かれて、その場で、その場で、その場でですよ、クラス分け。

今年は校長から、理解の早い子と遅い子をミックスしてクラスを作るように言われていて、それは良いこと。前までは4Aの子がまるっと5Aに来るというような感じでメンバーが全然変わらないという事態でした。

なので良いんですが、そのクラス分けの仕方が斬新すぎる。

とりあえず新7年生を男女1列ずつに並べて、男女ペアを1組ずつ君たちは7A, 君たちは7B というように順番に振り分けていくという。

その後、子どもたちの顔を見て、理解の早い子遅い子が偏らないように取り替えっこをして調整。いつもお喋りしてしまう仲良し同士なども離して調整。

以上、クラス編成、終わり。

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こちらクラス編成の様子。

右側が7B。左側が7Aになりました。

目の前でクラスが決まっていくんだから子どもたちもヒヤヒヤ。そして仲良し同士同じクラスになりたいので頭を使って並び順を考えている子もいたであろう。

その後は掃除に机や椅子の整備に担任の先生の荷物運び。

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自分の椅子と机の確保に必死にもなります。

この状況で今日から授業開始は無理やろう。でも様子を除くと担任クラスでのルールを話したり、みんなで輪になって何やら活動していたり、自己紹介していたりするクラスがありました。

 

新6年生、去年の5年生を覗くと、まるっと去年のクラスとおんなじ。これはいかんと担任の先生にお願いしてこちらも即席クラス編成でミックス。

よかった。

 

去年5年生で教えていた頑張り屋さんの3人がクラスの外にぽつんと座っていて、新6年生のクラスに入る様子もなく、まさかと思って、驚いて、もしかして君たちがリピート(留年)なの?!と聞いたら、その通りでした。

本当に頑張りやさんの子たち。私からすると彼らがリピートするのはありえないので、私の驚きを察して1人の子は目を潤ませていました。

3人中、2人は算数、1人は英語がパスできなかったとのこと。

英語は理科とは分野が違うので何も言えないですが、算数は彼らならきちんと教えてもらえれば絶対にパスできたはず。。

子ども時代の貴重な1年がきちんとした教育を受けられないことによってもう1年同じことを繰り返すことになるというのは、なんとも言えない気持ちになりました。

そういうことが続かないためにも残りわずかな時間で先生たちに残せるものがあったらいいな。