Enjoy every moment in Namibia

青年海外協力隊として、ナミビアで活動する約1年9か月

毎晩星に見惚れます

今日は久々に4年生1クラス、6年生1クラスに算数の授業をしました。

特に6年生は去年理科を教えていた子達なので、算数を教えるのは新鮮で、でも私のやり方には慣れているので、とても楽しく教えることができました。

私の授業の後に、6年生他のクラスに授業をした教育実習生も、私の授業をよく見てくれていたのが伝わって、嬉しかったです。

久しぶりに授業をすると楽しいし疲れる。

 

今朝は久しぶりに登ってくる大きな太陽が見られました。日の出の時間が日に日に遅くなっているようです。

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その朝日の中、村人が牛を使って畑を耕しています。帰りには一面が耕されてきれいな茶色に変わっていました。いよいよまたマハングーが植えられる季節です。

 

7年生の算数の授業。

黒板で示される割り算のやり方で疑問に思うところがいくつかあり。

他の先生の教え方を見ていると、ナミビアのやり方を学ぶことができ、勉強になります。一方で、疑問に思うこともあり、こうやった方が簡単なのになぁと思うこともあります。

こうやった方が簡単というのは、私が小学校で習ったごく当たり前な割り算の筆算のやり方などです。

日本とナミビアしか見ていないのでその

2つの間でしか比べられないけれど、日本のやり方は本当によく考えられてわかりやすいやり方だなぁと感じます。

しかもそれが徹底されていて、教科書でも同じやり方で紹介されている(はずな)ので、日本のどこから来た人も、筆算などは同じようにやります。なので、どの先生が教えても同じやり方になります。

ナミビアだと、ブンヤの中だけでもやり方が先生によって違います。そうすると、学年によって教えられる先生が変わってしまうので、子どもたちは毎年違ったやり方を教えられることになり、それは子どもたちを混乱させることにつながります。

今いる先生の中で統一していけるといいなぁと思います。

 

今日は九九表のことである先生と少し白熱した話になりました。

私が去年算数を教えていた今の7年生には、九九を覚えさせる活動はしましたが、全員が全ての九九を覚えられたわけではありません。

九九を覚えていないと、かけ算や割り算の筆算の際に、いちいち9×7などを足し算なり丸を描いたりで計算しないといけなくなり、膨大な時間がかかる&間違えやすいので、教室に九九表を貼って、個人にも九九表を渡していました。

その先生によると、彼らは九九表に頼りすぎで、自分の頭で考える努力をしていないということでした。それは一理あります。ただ、例えば8×9をする時には、それを頭の中で計算するんではなくて、ぱっと答えが出ないといけないです。頭の中で計算していたら、それこそ間違えます。だから、九九表の暗記がやはり欠かせないんです。

特に割り算の筆算では暗記していないともうお手上げ状態になってしまいます。

ということで、結論、九九暗記のための手を我々で打たないといけないということです。

2月末に九九大会を全校でやったりしようかなぁなんて今考え中です。一度でもやれば今後も他の先生にやってもらえる可能性も出てくるからです。

ここのところいい感じで忙しいですが、夜に洗濯をして外に干しに行くと、毎度星に見惚れてしまいます。

うちの玄関からは天の川がベストポジションで見られます。オリオン座があんまり目立たない感じです。

しあわせ!

 

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帰り道に会った子どもたち。

川から水を汲んで来て運んでいるところでした。少しこの荷車を押させてもらったら、重い重い。よくこんな小さな子が押してるなぁと思います。

 

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こちらの男子は完全にサドルとタイヤのない自転車にお互いに押しながら乗っています。痛くないのかな。