World food dayは、本当にWorld FOOD dayだった
今日はブンヤで、World food day の記念式典が開かれました。
いつも使っている門も、警察に管理されていて我々は使えず、端っこの小さい門を使います。
セキュリティチェックを受けて中へ。
きのうの14時時点では何もなかったグラウンド。
もう立派にテントやら椅子やら設備が準備されていました。
これには、たまげた。
ナミビア人、土壇場の馬鹿力。
いつまでたっても準備しないけど、最後の最後にはなんとか仕上げてくるナミビア人。
それでも、7時開始予定の式典は、10時ごろに始まりました。そんなもんですね。
どんどん到着される各国からのお偉い様方。
そして、ナミビアからは、副大統領がご到着!!!
のはずだったんですが、、、
そうやってプログラムにも書いてあるんですが、、、
来ませんでしたーーー。
大概のことをアバウトで聞いておこうと心がけてはいるものの、今回はしてやられた。
来ないんかーい!!!
楽しみにしてたのになぁ。
それはともかく、ナミビアからは農林水産大臣的ポジションの方も到着して、皆さまが滔々とスピーチ。
3時間待たされた上に、かんかん照りのテントの下、座り続けるのはなかなかハード。
こっくりこっくりしていたら、アベルさんに「何匹魚つったの?」と言われました。”舟を漕ぐ”ではなく、こうやって言うんですね。
イベントの中では、ブンヤ辺りで農業をしたり食糧生産に携わっている人に、さらにそれを発展させてほしいと、お金や食糧が渡される場面も。
10万円くらいの金額が複数の人に小切手として渡されていました。太っ腹!
いつもお世話になっているパン屋さんの女性たちもお金をもらっていました。それで機械をより充実させたりできますね。
フードマウンテンというものも作られていて、これも後で村人たちに分配されるそう。
長い長い式典がやーっと終わったのが、14時ごろ。
こっからが本番、World food day。
なんせワールドフードデイなんですから、みんなが期待するのは、FOOD。
招待客や我々教員は、ランチ用テントのもとでランチにありつきました。
みんな我先に食べたいので、ランチにありつく前に、一悶着。
無事にゲットしたランチ。
なんとなんとなんと、
手前は、キリンさん🦒のお肉!
少し固めだけどクセもなくおいしい!
そして、奥は、ゾウさん🐘のお肉!
(お姉さんが忙しくて確証を得られませんでしたが、たぶんこれがゾウ)
脂身が少なくて、固いけどクセはなかて、なんだかいかにもゾウさんっぽいお肉でした。
キリンさんとゾウさんが同じお皿にのっているなんて!
動物園の2大人気キャラなのに!
さすがナミビア。
満腹です。よっ、World food day。
子どもたちや村人はというと、こちらはパックでご飯をいただいていました。
食べるわ食べるわ。
捨てるわ捨てるわ。
明日はまた清掃活動かもしれませんね。
しかし、お腹がいっぱいで幸せそうな子どもたち。そんな様子、もしかしたら初めて見たかもしれない。
やっぱりお腹がいっぱいだとニコニコ幸せになりますよね。
そのお腹がいっぱい幸せポイントがかなり低めだと思われるブンヤっ子たち。
今日が彼らにとってラッキーでハッピーな1日でありましたように。
No water No school
と、つぶやき続けていた11年生。
金曜日からブンヤの学校は水が出ないらしい。
ブンヤの学校の敷地内に住む先生たちは大変だなぁ。
ミッションでは最近断水することがないので、ありがたいです。
場所によってこうも違うんだなぁ。
そりゃぁ、水が出なけりゃ飲めないし、勉強どころじゃなくなりもするよなぁ。
先週の寒さから一転、今日は暑い!
本当に頃合いというものがありません。
みんなのやる気がいまいち出ないのは、水が出ないからだけではなく、明日あるイベントがあるから。
ナミビアのかなりのお偉いさんや、他国からもお客さんが訪れるらしい、明日のイベント。
おもむろにポスターが今日はられていました。
World Food Day の記念式典をブンヤでやるらしい。去年は南アフリカ、来年はタンザニアでこの記念式典は行われるらしいので、ナミビアを代表するかなり貴重なブンヤチョイス。
なんですが、、
朝のミーティングからざわざわ。
まだ明日のプログラムも来ておらず、どのように事が運ばれるのか、全くわからない状況。
いやーイベント明日だよ?!
ブンヤの学校よりも、よっぽどアフリカンなお役所です。
しかも、この状況で校長はワークショップでいない。
何をどうすればいいのかわからないと嘆く、校長の代わりを務めるMs.ハイングラ。
まぁとりあえずゴミ拾いはするかと、朝会の後は清掃活動。
どでかい木もこの機会に片付けます。
この清掃活動で、なんだか子どもたちは一気に授業へのやる気をなくした模様。
しかも暑さもあいまって、完全にだらーん。
私が授業に行っても、寝ている子多数。
他の先生はけっこうな確率で教えてないと見た。
そんな状況で私が力んで授業しても疲れるだけとわかっているんだが、それでもイラつくものはイラつく。。
月曜はやる気出ない、金曜もやる気出ない、イベント前なんかもっとやる気出ない、気持ちはわかるけど、いつやる気出るんじゃー!
イベントは明日じゃ!今日は勉強するんじゃ!と、なんとか授業を終えました。
そしておもむろに整備が始まったグラウンド。
さて、明日までに終わるのでしょうか??
夜、同僚の先生がシェアしていた写真。
ルンドゥのケンタッキーにて。
水がないから閉店って!
ルンドゥなのに?街なのに?やばくない?そんなもん?
しかも、お近くのケンタッキーは、ツメブかカティマって!!
ツメブ3時間、カティマ5時間かかりますけど!
洗濯物干しのおまけ
⭐︎今日のはっぴーぽいんと⭐︎
✳︎ンタラで目覚めたら、とってもいい天気だった
✳︎みんなでやったマリオのゲームは難しいけどうまくいくとちょっとおもしろかった
✳︎おてんとさまのもと、外でしたキャッチボールは、ソフトボール部隠れ顧問時代を思い出して楽しかった(そこかしこに散らばるトゲトゲ植物がビーサンの足に刺さらないかヒヤヒヤ)
✳︎ンタラ隊員さんの入れてくれたコーヒーが甘くておいしかった
✳︎ンタラ隊員さんとさした将棋は、当然負けたけど、将棋を楽しめるレベルにはなれていることがわかって嬉しかった!
✳︎きのうから読みだした浅田次郎の「蒼穹の昴」(そうきゅうのすばる)がおもしろい
✳︎ガキ使のトークはいつ見ても癒される
✳︎子どもの頃からプロフィール帳の”好きな食べ物”欄に書くくらい好きないなりぶし、たらふく食べた
✳︎いつも夜に干す洗濯物。今日はBeautiful stars!と見上げた空に、流れ星ひとつ!
シロヤギさんたらお手紙食べた
ミッションの中のゴミ置き場(ゴミ焼き場)にゴミを捨てに行ったら、
ヤギコがむしゃむしゃ紙を食べている。
最近童謡にはまっていて、歌では聞くけれど、ヤギコが本当に紙を食べているのは初めて見たかもしれない。
今日紙を食べていたのはクロヤギさんではなくシロヤギさんでした。
さて、7ヶ月ぶりにンタラにお邪魔しました。ンタラの先輩隊員のお別れの日以来の、ンタラ。
2代目ンタラ隊員を訪ねて。
ひさびさになつかしいンタラの先生にもお会いして、元気そうな変わらない様子に嬉しくなりました。
2代目ンタラ隊員さんは、広島の方なので、今日は広島風お好み焼きの日!
お好み焼きもたまごも焼きそばも食べられて、広島焼きっていいとこどりな食べ物ですね!
ナミビアにて、広島焼きをマスターしました。
ブンヤはいいところよのぉ
雨季に入るので、村のみなさんは屋根を取り替えるそうです。そうしないと屋根が壊れてしまうみたい。古い屋根からは水も漏れて来るだろうし。
屋根に使う草、マレンゲ。
を売っているナンタポくんのお母さん。
パパイヤを買いにガーデンに行ったけど、おじさんいなかったな
いつ見てもブンヤの川の夕焼けはきれいです。
はっぴーふらいでー!
いい週末をね!って子どもに言うと、先生もね!と言ってくれるブンヤの子どもたち、好き!
リアルお前のものは俺のもの問題
まったくもって今に始まったことではないのですが、今日はなんだか心にもやっと残っているので、この機会にこの問題について書こうかと。
あれ、前も書いたかなぁ。
きっかけは、理科室で仕事をしていて、臨時で理科室を教室がわりに使っている11年生のうちの1人が私に尋ねたこと。
「マダム(先生)、ティーペックス(修正器)、持ってますよね?貸してください。」
問題はいろいろある。
ブンヤでのことをナミビア全般として話すのはどうかと思いますが、たぶんアフリカ全般なんじゃないかしら。
まず、ナミビア人に物を貸すと返ってこないことが多々ある。だからまず物を貸してと言われる時点で、こちらはかなり警戒して嫌な顔をする。しかしこれに関しては理科室内で目の前で使って返させればいいのでクリア。現にホチキスや色鉛筆は11年生によく貸している。
次の問題は、その修正器を使いたいという内容が、成績表であること。普段勉強していて11年生が修正器が必要になることなんてそうそうない。その11年生は誰か先生に頼まれて、成績表の計算をしており、それを間違えた模様。成績表の計算を生徒に頼むことがまず間違っている。それなら、その頼んできたおかしな先生に修正器を借りるべきである。
3つ目の問題は、ナミビア人に何か物を貸した場合に、とんでもない使い方をされる場合がある。ブンヤに来た当初、警戒心がまだなく、USBをある先生に貸したことがある。その際にはまず私のUSBの中身を全てその先生のパソコンに移され、そして何らかの事情で私のUSBを使用したのち、その先生のパソコンから私のUSBにまたデータを戻すという作業をしていた。私のデータは大量なのであり、その作業には多大な時間がかかる。そんな使い方をされるとはいざ知らず、データを戻す最中に私自身が緊急でUSBが必要になり、でもデータを戻しているところだからまだ返せないと言われて、ブンヤで初めて先生にブチ切れた思い出がある。
なので、今回の修正器も、どのような使い方されるのか、警戒した。実際に、どこからどこまで使いたいの?と聞いてみたら、かなりの大範囲である。そんな大範囲に私の修正器は使わせられません。なくなっちゃいます。
4つ目の問題、
これが一番かもしれません。
ナミビアで修正器は超高い。
正確には覚えていませんが、1つ500円くらいだったか、、。
とにかく高い。
あのね、修正器ってすごーく高いって知ってる??ごめんね、貸せません。
とお断りしました。
そして、ここで問題になるのは、
その11年生がいかにも残念そうながっかりした顔、むしろこちらを軽蔑するかのような顔をすること!!!
なぜか???
ナミビアでは(おそらくアフリカ全体なのか?)、良い言い方をすると、シェアカルチャーというものが根強くあります。
みんなで分け合おうよ。と。
なので、例えば誰かが何かを食べていて、他に人がいたら、分け合います。
休み時間にファットケーキをいくつか買って、食べていたら、誰かが来た。そしたら1つあげます。自然に。
私からしたら、自分で食べる用にいくつ必要か考えてきちんと買ったファットケーキは、人に簡単にあげられません。それでは私のお腹が満たされないからです。
でもナミビア人はそういうことは考えないみたい。
例えば、私がお昼時にソビーさんちに行くと、当たり前のように私にもご飯が出てきます。それがシェアカルチャー。
と、書くと、素敵な習慣のように思えます。
いや、素敵です。素敵なんです。
これまでの歴史の中で培ってきた、その習慣はとても良いとは思います。
でも、例えば、実際にあった話、
私が教材を作るために日本から大事に大事に持ってきて、赴任初期はもったいなくてなかなか使えなかった、プロッキー(マーカーペン)セット。
ある日理科室に戻ってみると、アベルさんが勝手に私の引き出しを開いて、勝手にプロッキーを取り出して、勝手にマーカーペンを使っています。
これ、日本から持ってきた超大切なマーカーペンなんだけど!!と言うと、
うん、だから、オシマの大切なものは私の大切なもの。オシマのものは、私のもの。
と平然と言われます。
アベルさんは割と強烈キャラなので、こうやって普通に言ってきますが、他の先生たちや子どもたちも、感覚的にはみんなこんな感じなんだろうなぁと。
だから、私が修正器を貸さないと、あの失望顔なのでしょう。
いやー、シェアカルチャーというのは素敵な面があってそれで嬉しくなったこともたくさんあるけれど、日本人的感覚として場合によっては未だにやっぱり慣れないわーという、ご紹介でした。
結局は信頼関係の問題だと思います。
感覚がそもそも違うと、なかなか信頼関係は築きづらいものだなぁと思います。
ちびっ子、ブロックを運ぶよ、の巻。
おぼろ月夜というのかしら、
平和なブンヤの平和じゃなさそうなデキゴト
最近は太陽が昇る時間が早くなって、きれいな朝焼けを見られなくなってきましたが、曇り空がでっかく広がる隙間から見える太陽も好き。
きのう、恐れていたことが起こったようです。
校長室の前に5人ほどの大きな子どもたち。
何してるの?と聞いたら、witness...と。
よくわからないので、秘書の方にも聞いたら、ブンヤのある先生が金曜日に起こした体罰に対して、その体罰を受けた子どもの親が怒り、学校に乗り込んできているとのこと。
なので、目撃者である同級生に状況を紙に書かせるために、校長室の前で待っているのでした。
体罰をしたとされる先生は、去年わたしの授業でけんかを始めた男の子たちに体罰をした先生で、その時の様子を思い出すに、かなりの体罰をしたのであろうなぁとは思います。
ただ、正直、もうある程度体罰に慣れきってしまって、最終的には体罰ありきの規律になってしまっているブンヤの子どもたちに対して、手っ取り早く規律を保たせることができるのは体罰であるということは間違いないので、その先生が体罰をするのを全く理解できないわけでもありません。その先生自身が体罰の中で育ってきたのだろうし、現在でも子どもたちが今まで体罰を受けてきた習慣というものがもうあるからです。
ただ、それでもナミビアでは公的に体罰は禁止されているし、それは教員の中でも周知されています(少なくとも理数科部会では)。
そして、それでも体罰をした場合は教員の立場を失いかねません。
そして、公的に体罰は禁止されていること、体罰をした先生は教員をクビになることがある、ということを、グレード7くらいからの大きな子どもたちはちゃんと理解していて、これまでは体罰ありきの規律であったのに、先生が体罰をできないことを逆手にとって、やりたい放題、というようなクラスもなきにしもあらずです。
その状況がいいわけがないし、かといって体罰がいいわけでもない。
これまであった体罰をなくす過渡期というのは、子どもにも先生にも大変な時期だと思います。
そんな中での今回の出来事。
今朝はその先生と、その先生の属する社会科の主任が、朝から校長室で話し込んでいたようです。
事の成り行きはまだわかりませんが、体罰に本格的に声が上がり始めたナミビアはブンヤのようです。
ここからが問題、、、。
体罰ができないから何もできない先生たちにならないために、それでも規律を守るべく、やっていくしかありません。
どんどん叩いてほしいという親もいるんですが、、。
かという私は平和な日々です。
紐を使って器用にブランコする少年たち。
昼から家で仕事していたら、
センセー!と家を訪ねてきて、自分たちでagricultureの授業で育てたキャベツを売りに来る6年生ガールズたち。
彼女らと今年度算数を勉強するのも、あと1ヶ月もありません。
来月の後半にはテスト期間に入ってしまうからです。
毎日笑って過ごしたい!