Enjoy every moment in Namibia

青年海外協力隊として、ナミビアで活動する約1年9か月

小麦粉絵の具に喜ぶブンヤ子

今日の理科。

植物の単元も終わりに近づき、トピックテストをするかぁというところですが、シラバスの中で1つ気になっていた内容が。花のモデルを作る、という内容なんですが、画用紙やらはさみやらテープやら物を持っていない子たち&物のない学校なので、どうやってやるんや、花の分解したから十分か、パスするか、と思っていました。んですが、先週他の隊員と話していてたまたま小麦粉絵の具の話になり、やってみるか、と思ってやってみた今日の授業。花のつくりについて勉強したので、今日は自分の花を描いてみようということで、必ず描かないといけないめしべおしべ花びら等は確認し、それらをラベル付け(これがめしべ、これがおしべと書く)することも伝えて、好きな形で花を描こう、それができたら小麦粉絵の具で色をつけよう、とやってみました。と言っても、見本を見せて、やり方の説明も丁寧にしたので、黒板に私が描いた2つの見本のうちどちらかを見て描いているわけで、自分の花を独自に描こう!という感じではないですが、それでも描く子によって違う花になる。色の塗り方も様々です。

小麦粉絵の具は、二本松での訓練中に他の訓練生が授業で使っていて、どこかで使えたらいいなぁと思っていました。その子が作っていたやつの方が発色がよくてつるっとしていた気もする…作り方は要再チェックです。

きのうの夜、雷で消えそうになる電気に消えるな!と声をかけながらせっせと作った小麦粉絵の具。小麦粉をふるって、そこに水を入れてあっためてとかして、カラーチョークを削り入れて色を付けます。

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これは見本段階のもの。きのうはもっと作りました。

 

早く色を付けたいから、頑張って描いて、ラベル付けもばっちりして、先生!と呼ぶ子たち。いいね!

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何かに使えるかと思ってとってあった卵のケースやヨーグルトのケースが、絵の具をそれぞれのグループに渡すのに大役立ちしました。使い終わったら洗わずに捨てれちゃうのもいい。

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子どもたち意外と綺麗好きで、手で塗ったらちゃんといらない紙でぬぐったり、ペンの後ろを使ってぬってたり、いろいろ考えるもんだなぁと。乾くまでノート閉じちゃだめだよ!と言ったら、外の方が乾くからと外に行く子続出。勝手に外に行くのはいかんものの、頭いいなぁと思って1クラス目は許しました。

驚いたのは、これ、バックプロ?!と聞いてきた子がいたこと!バックプロとは、ナミビアで一般的な小麦粉の商品名。まさしく、そのバックプロと、カラーチョーク で作ったので、当てられてびっくりしました。他の子もどうやって作ったのかと聞いてきたので、作り方を説明。自分でも作れるかなと考えたのかなぁ。バックプロはブンヤでも買えるし、カラーチョークはルンドゥの文房具屋さんで買えるので、現地のもので作ったものだと、子どもにも作れなくないのでよかです。

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写真を撮るとわちゃわちゃになりますが、写真撮って撮って!というようなものを子どもが作れたことに喜び。そして、子どもの笑顔にはっぴー10です。