最初から全てうまくいくわけはない
プンスカしているのは、少数のかけ算で、みんながひーひー言っているからかなぁ。
例えば、1.87×6の場合、6×7=42は九九表を見てできでも、その後の6×8=48も九九表を見てできても、48+4を間違える。そもそも九九表を見る時に間違う(2パターンも渡した九九表をなくしてる子多数)。5×0=5と計算してしまう。あってるのに、小数点を付け忘れる。
などなどなど、つまずきポイントが無限にある。でも、1学期の整数のかけ算の筆算であれだけ頑張った甲斐はあると思う!!頑張ってる、みんな!
今日ははじめての試みで、きのうアウシクさんと指導案を一緒に考えた授業をアウシクさんがしました。少数の単元なので、私の作った少数ブロックを使ってくれました。
私が授業の流れを考えたけれど、やはりそれはいつも私が私が考えた授業をしているからわかるのであって、アウシクさんは私の意図とは違って捉えていたり、説明の仕方が私と違ったり、時間配分がうまくいかなかったり、子どもたちを集中させれなかったり、いろいろありました。
あんまり口を出したくないけれど、私が近くにいくとアウシクさんもこれってこうだっけ?という感じで相談してくれるので、途中から、次はこうだよねと促したり、板書を少し手伝ったりしてみました。最近よくやっている、手を膝に!!!!というのも、ジェスチャーで伝える。
ブロックを使って、数の大きさを視覚で捉えると、それまでちんぷんかんぷんの様子だった子どもたちもなんとなく、わかった!!とその気になっていました。
黒板上のブロックで数を作る活動は、オレが!わたしが!の盛り上がり。
こういう盛り上がりが1度でも授業の中であると、先生も子どもも楽しいです。
アウシクさんも子どもたちもその時は笑顔になってくれてよかった!
今日ゲンダさんから1年次レポートが返ってきて、アドバイスとして、授業内での時間配分や板書案、指導案をどのように実際に実行するかなどを先生方に広めてほしいと言われました。日本のことを知っているナミビア人であるゲンダさんならではのアドバイス!確かに、時間の使い方と板書は授業の中でむちゃくちゃカギになるもの。私はあまり意識せずいつもやっていましたが、そこがナミビアの先生の大きな弱点ではある。そこも意識してまた楽しく協力体制を強化していきたいと思います。
ゆうやけ。