Enjoy every moment in Namibia

青年海外協力隊として、ナミビアで活動する約1年9か月

ちゃんとして見えた、ボツワナ

今日はもともとはマウンにもう1泊する予定だったけれど、明日1日で陸路でナミビアに帰れるかが不安だったので、安全策で今日から帰路に着きました。

結果論からいくと、1日でもナミビアウィントフックまでマウンから帰れる気がします。5:30のマウンからハンツィ行きのバスに乗って(3時間)、ハンツィからチャールズヒルまでバスで行って(3時間)、チャールズヒルからタクシーを拾ってマムノという国境まで行って、徒歩でナミビアに入り、そこからなんとか車をつかまえられれば(ヒッチハイクもしくはタクシーを首都から呼んでおく)暗くなるまでにウィントフックに着けると思います。

でも私はのんびり移動で国境で1泊。

それもまたよし。

乗馬はやっぱりできなかったけど、それもまたよし。

 

4日間だけのボツワナ🇧🇼でしたが、本当にお隣の国だからこそそっくりだなぁと思うところもあれば、本当にお隣の国なのに違うなぁというところもあり、隣国ボツワナを見れてよかったなと思いました。よりナミビアのことがわかる気がする。

ボツワナの印象

①酔っ払いが少ない

   裏を返すと、ナミビアに酔っ払いが多すぎる気がします。朝から飲んでる。タクシー乗り場に行っても酔っ払ったお兄さんが車を手配していたりする。道端にも酒瓶がごろごろ、割れたガラスがごろごろ。ということが、ボツワナはなかった。ナミビアのアルコール依存度は尋常ではないと改めて思ったのでした。お酒の値段はそう変わらないと思いますが、ボツワナではマイナーな炭酸飲料が安い。だからお酒を買うよりそっちを買うかとなるのかもしれないなぁと思いました。

②交通が比較的しっかりしている

  ナミビアでの都市間移動だと、バスに人数がそろったら出発というのが一般的で移動の時間がなかなか読めません。ボツワナではバスが一定時間ごとにけっこうの本数出ているので、あまり交通の心配をしなくてすみました。次の日の移動のバスの出発時間を聞いておいて、その時間にバスレーンに来れば大丈夫。バスもけっこうきれいだし、バスレーンもしっかり整備されている。ナミビアと違う!

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③人が穏やか

  これはナミビアと似ているとも言えますが、基本的に出会った方みなさん穏やかで、親切な方でした。ナミビアではタクシーの運転手などはかなりがっついてきたり、街でも割とよく話しかけられますが、それがボツワナではなかったかな。町によっては違うのかもしれませんが、ちゃんとしている国だなーという印象でした。

 

④売っているものはほぼほぼ同じ

  スーパーを細かく見ると売っているものは違うものの、だいたいは南ア系でおんなじだなーと思いました。これは南部アフリカ全体に共通なんだと思います。店の種類もほぼほぼ同じ。牛肉の国というのも同じでした。

 

⑤そこらじゅう国旗だらけ

  道行く人のTシャツも、何気ない町の建物の壁のペイントも、ボツワナの国旗🇧🇼だらけ。きれいな水色でさわやかな国旗なのもあるし、自分の国に対する思いも表れている気がしました。

 

なんだかんだいっても、国境を越えて帰ってくると、すっごく落ち着くナミビア。ホームに戻ってきました。

結局は人と自然に魅せられちゃう

きのうGwetaの町から宿まで送ってくれたタクシーのおじさま。
今日も時間ぴったり、むしろ時間前に迎えに来てくれました。
Gweta優良ドライバー認定。

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水色フィットのすてきな町人。
ボツワナの🇧🇼国旗がきれいな水色なので、なんとはなしにこのきれいな水色フィットちゃんがボツワナには多い気がします。

さてさて、今日はGweta の町(かろうじてスーパーがあるのでかろうじて町と呼ぶ)から、Maun という町まで移動。
前情報3時間、実際2時間半くらい。早かった。

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道中ダチョウは飛び出してくるわ、シマウマは道路の脇あるいてるわ、ヌーは木陰で休んでるわ、ボツワナも動物王国。

そして着いたマウンはこれは完全なる町も町。でかい。
Old bridge backpackers というところに泊まります。
さーて、アクティビティを予約しよう♪
乗馬を予約できるって聞いてたんですけど?
お姉さん電話してくれる。
最近は暑いからもうやってないって、とお姉さん。
うっそーーーーん!
ボツワナ、乗馬メインでやってきたと言っても過言ではないのに、、、
いろいろ他の会社も調べましたが、いっぱいだったりで、ダメでした。
ここは予約をちゃんとしておくべきだったか、、。
完全に落ち込みましたが、切り替えていこう!となんとかとりなしてくれる人がいてよかった。
ということで、オカバンゴデルタを見に行こう!
オカバンゴデルタは、我らがカバンゴ川が最終的に行き着く広大な湖。デルタって何?

ツアーを聞いてみたら、1日かかるとのこと。短いのはない?と聞いたら、3時間のもあるよ、と言われたのでそれに参加することに。
気を取り直していそいそと出かけたら、カヌーが🛶出てきた。
はてな、と思い、このツアーはオカバンゴデルタには行きますか?と聞いたら、いや、行かないよ、って。
うっそーーーーん!
オカバンゴデルタに行きたいって宿でお姉さんに行ったんですけど(汗むしろ怒)
電話やらなんやらしましたが、結局カヌーを管理する会社へのキャンセル料はかかり、それを宿側は払う様子もなく、カヌーを持ってきたお兄さんやカヌーを漕ぐ予定のお兄さんは何も悪くないので、うだうだ言ってないで行くかということになり、行ってきました!

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これがまぁ気持ちいい。

ハスの花がいっばい咲く中をカヌーで進みます。

アフリカンジャッカーナという鳥は、水草に卵を産むそうです。

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のんびり気持ちいいし、自然もきれいだし、夕日もきれいだし、とにかくカヌーを漕いでくれたお兄さんが現地語もたくさん教えてくれてとってもいい方で、結果オーライすっかりご機嫌になったのでした。

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帰りの車が一緒だったンポさん。

ンポはボツワナのツワナという言葉で、ギフトを意味するんだそう。

ボツワナでは必ず名前をつけるときに意味を持ってつけるんだそうな。

いつも笑っていて明るいのはナミビア人もボツワナ人も同じだなぁ。

緑ふさふさチョベサファリ

今朝は5時半発のツアーで、チョベ国立公園へサファリへ行きました。

チョベはいい、いいと聞いていたので前から行きたかったチョベのサファリ。

問題は今が雨季で木が茂っていて動物が見えにくい&水場が増えて動物が散っていること。

サファリ的には完全にオフシーズン。

この時期しかボツワナに来られる時期はなかったので、この状況で楽しむしかない。

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緑いっぱい、水もいっぱいで、乾季に行ったナミビアエトーシャとは全く違った印象でした。

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やたらといっぱいいたインパラ。

カバにライオンに象に、たくさん動物いたのですが、ずっとデジカメで撮っていて、この携帯に写真がない。

とっても遠ーくにですが、初めてバッファローも見られました。

これで、Big5の動物たち、ゾウ、ライオン、レオパード、サイ、バッファロー(合ってるか不安)を全て制覇?!

レオパードは1回目のエトーシャで同じ空気を吸っただけでした。

やっぱり雨季のボツワナのチョベは、乾季のナミビアエトーシャには劣る感は否めないですが、

バブーン(ヒヒっぽいやつ)の交尾が見られたり、ライオンがいるいると言われてる場所のすぐ近くでお茶したり、ライオンに夢中になって車から乗り出して双眼鏡で見てるお客さんがライオンに夢中になってなんとかいい場所をかくほしようとするドライバーに振り落とされそうになっていたり、水色やピンクの入ったきれいな鳥がたくさんいたり、面白いことはたくさんあって、何かと比べるんではなくてその時のその瞬間を楽しく幸せに過ごせたことに大感謝でありました。

 

その後はたらふく朝ごはんを食べて、

今日はグウェタという街へ!

前情報3時間ほどの移動時間が、結局6時間かかりましたが、Planet baobab というたくさんのバオバブが出迎えてくれる宿に到着。

今日はここでストップです。

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月とバオバブ

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ボツワナビール、セントルイス

横浜ベイスターズみたいなパッケージ。

ちょっと辛口で(アサヒビールみたいらしい)おいしい!

ボツワナ、なんだかちょうどいい

カティマ最終日。

きのうはただゆっくり、寝て食べて寝てマンゴー食べて寝てを繰り返した1日でした。

日曜だったのでゲンダさんは朝から教会へ行き、帰ってからもゲンダさんにお祈りをしてほしいという方が家にみえ、夜も知り合いの宣教師の方が家にみえ、大忙しの様子でした。カウンセリングもしているんだそう。ゲンダさんはお話がすごく上手だし前向きな方なので、とても向いてみえるだろうなぁと思いました。

 

そして、今日は17日月曜日。

ホリデーだと曜日感覚がなくなっていきます。

カティマのゲンダさん宅を出る前に、最後にマンゴーを食べてもいい?と聞いたら、お土産マンゴーをたくさん木からとっていただいてしまいました。

マンゴーを抱えて向かうは、ボツワナ

これがラス2の任国外旅行。

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ボツワナナミビアはお隣同士。

カティマムリロからは目と鼻の先です。

カティマのバスステーションからボツワナのカサネ行きのバスに乗りました。

11時半ごろにカティマを出て、14時半ごろにカサネに到着。

出国入国の手続きも含めて、3時間ほどで着きました。なんともスイスイ。

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バオバブがお出迎え。

ナミビアではあまり見ないバオバブがたくさん生えています。

携帯のSIMカードを買って、親切なお店の方に手取り足取りで設定をすませ、終わった頃に、宿の方が迎えにきてくださいました。

今日のカサネでの宿はNxabii Cottage というところ。

カティマ隊員さんのおすすめでここにしました。

カサネのタウンからは少し離れていて、カズングラという村の中にある宿ですが、オーナーさんが迎えにきてくれるので問題なし。

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自然いっぱい、

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猫いっぱいの、

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最高にちょうどいい宿!

 

お土産マンゴーを日陰でひたすら5個食べて、今回は計15個のカティママンゴーを完食。目標を5個上回りました。

少しお散歩してみても、家々は割としっかりしているけれど、子どもたちは村の子どもっぽいところもあって、なぜだかなんだかちょうどいい。

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オーナーさんもボツワナの人たちも感じがとてもよいです。

わくわく!

マンゴーキングダム

カティマムリロ2日目!

今日は本当はママゲンダさんの村へ連れて行ってもらってお泊りする予定でしたが、急な知人のご不幸があったようで、町に残ることになりました。

それでもカティマムリロ内を案内してくれようと動いてくださるゲンダさん。

町の中を車で回っていると、どこもかしこもマンゴーマンゴー。

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ほぼ1家に1本マンゴーの木。

絶対に食べきれない量。

実際、カティマの人は実りすぎるマンゴーを食べられず、1月頃にはもうただ放っておいてしまうそうです。

もったいない!と思ってしまうけれど、毎日毎日食べきれない量のマンゴーを食べていたらそうもなるかもしれない。

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ゲンダさんのお宅にもマンゴーマンゴー。

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食べごろのマンゴーは少し黄色いマンゴー。フックに引っかけて下に落とします。

今日は3個、昨日は2個食べたので、合計5個。明日は何個食べるかな。

 

連れて行ってもらったのは、去年も訪れたザンベジ川

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水の流れが速い速い。

川が広い広い。

カバンゴ川と比べものになりません。

これがビクトリアフォールズに続くんだから、そりゃあそうかー。

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(https://www.victoriafalls-guide.net/zambezi-river.html)

ザンビアから始まって、DRC, アンゴラナミビア、またザンビアジンバブエモザンビークを通ってインド洋に出るって、よく考えたらすごい川です。

カバンゴ川なんてただの小川よ、なんて言われてしまうのもわかります。

 

さーて、買い出しに出かけたら、

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見たことあるマンゴー!

これが日本でよく見るマンゴーな気がしますが、ナミビアでは珍しい。

マンゴーにもさまざまな種類があるようで、道すがらゲンダさんが教えてくれました。

 

買い出しをしたのはうどんの材料。

村お出かけがなくなったので、何かしようと急遽うどんパーティatゲンダさんち。

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ふみふみもきりきりもみんなで協力。

ゲンダさんきりきり私よりよっぽどうまい。

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みんなでおいしくいただきました!

今回はカレーうどんにしてみました。

カレー味に馴染みがあるので、一緒に食べたご家族2人とも、2杯食べてくれました。

ゲンダさん夫妻は急遽用事が入ったので後で食べていましたが、美味しかったらいいな〜。

知らないことはまだまだある

首都での日々は後々書くとして、

きのう首都からブンヤに戻ったので、今日は次の目的地、カティマムリロに出発です。

カティマムリロは、世界の果てに日本人ナミビア編に出演した先輩隊員が住んでいる町。

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ブンヤからは、まっすぐ500キロほど東に進んだところです。

お尻が痛くなりながら、5時間弱で到着!

訪ねるのはカウンターパートのゲンダさんのお宅。

ゲンダさんはブンヤで先生をしていますが、出身はカティマムリロなので、ホリデー期間は自分の家に戻るのです。

去年もお邪魔したので、1年ぶりのゲンダさんち。

今年もマンゴーがたわわに実っています。

さっそく実食!

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カティマのマンゴーがナミビア1おいしい🇳🇦

 

ゲンダさんのお孫さん、愛しのボイボイも村から来ていました。

もう2歳。なんだか立ち姿歩き姿がすっかりしっかりしています。

 

日本画のファイルや扇子をおみやげに持って行ったら喜んでくれました。

和三盆糖は、皇室でも食べられるお菓子です!と伝えたら、それはそれは!という感じでした。

 

ゲンダさんと今日すでにたくさんお話できた中で、一番驚いたのは、私が算数の授業で協力させてもらっているアウシクさん(女性)が、元SWAPOのファイターであったこと!

SWAPO(スワポ)というのは、South-West Africa People’s Organization(南西アフリカ人民機構)の略で、ナミビア独立戦争を闘った組織で、今ではナミビアの政党の名前となっています。初代から現3代目までの大統領は全てこのSWAPOの人で、ナミビアの政治の中心グループとなっています。

そのSWAPOの人々は、独立戦争当時、茂みに隠れて、対する南アフリカ勢力と闘っていました。

ゲンダさん自身も、夜に家が南ア側に襲撃されるのを恐れて茂みに隠れて眠っていたことがあるそうです。

アウシクさんがそのSWAPOで闘っていたファイターだったとは!

想像ができませんが、あのエネルギッシュなパワーはそういうところから湧いてくるのかしら。

清掃員さんの一人である女性も同じくSWAPOのファイターだったそう。その方は賢くてちゃきちゃきしてみえるので、なるほどなという感じ。

独立してまだ28年のナミビアらしいエピソードだと思いました。

1年5ヶ月暮らしていても、知らないことはまだまだたくさん。

だからおもしろい。

 

日本人がいっぱい

明日のJICAのミーティングのため、今日はコリハスからウィントフックへ移動。

そのうちオチワロンゴからウィントフックまでは、座席人数オーバーのため、トランクの大きな車のトランク部分に乗っていました。

ナミビアでは、荷台に人が乗るのは禁止です。荷台というのはカバーがないので要するに外。でも検問などを通らない道の場合は警察の目を盗んで荷台に乗っています。

また、座席に人数以上の人が乗っているのも禁止です。たとえば3人乗りの座席に4人がぎゅうぎゅうづめで乗るというのはダメ。でも警察の目を盗んでやっています。

しかし!カバーの付いている荷台=でっかいトランクの場合は、人が乗っていてもオーケー。堂々と検問も通ります。警察も何も言いません。そこはいいんだ?

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こんな感じになります。

 

本日は、明日のミーティングに備えてナミビア全土から隊員が集まるということで、大使館の方のお宅で夕飯会をしていただきました。

アットホームな感じが好きです。

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カレーもおいしすぎます。

全ておいしすぎます。

ねこもかわいかったな〜🐈