Enjoy every moment in Namibia

青年海外協力隊として、ナミビアで活動する約1年9か月

ノート攻防戦

授業を始めて3週間。

最初の頃は、ペンがないノートがないと言ってノートを書かない子たちに、持ってらっしゃい。ないなら買いなさい。とそれが難しいんかなぁと思いながらも言っていました。

が、最近、気付いたのが、ノートがいっぱいなの!と言ってきた女の子が、私に新しいのを持ってらっしゃい、と言われて、すごく残念そうで、おや、これはなんかあるぞ。と。え、ノートって先生があげるものなのか?と勘づき、他の先生に聞いてみたら、やはりそうらしい。そして事務員さんにも聞いてみたら、ノートは山ほどあるから、ノートが足りなくなった子にはあげていいとのこと。知らなんだー!

ならば、いっぱいならば、あげますよ!それで勉強ができるなら、ぜひともあげたい!

と思い、先週くらいからノートがいっぱいでない子にはあげ始めたんですが、これがまた大変。ノートあるのに、ノートないと言う子続出。いっぱいのノートを見せにいらっしゃい、そしたらあげます、と言っておりますが。

きのうは4Bで足りない子にあげ、あるのにないと言う子頻発したので、まわりの子にこの子は本当にないの?あるの?!と聞き、なんとか判断して、渡す。

今日は4A。

絶対だまされんぞと臨んだ4A。4Bの子からオシマはノートをくれるらしいとの情報を持っているらしく、ノートがない、とはなから言ってくる男の子。

ふむふむ。そういう感じね。

と、まぁ、ほっとき。

授業を進めて、ノートを書きましょう、という時間になって、書いてる子にはいいね〜上手だね〜とはなまるあげながら回っていると、みんなだんだんとノートを出して書く。ノートが本当にない子はそれでも書かないか、今日返したミニテストの裏に書いている。その本当にノートがない子の席をチェックして、ノートを取りに行って渡す。

ふぅ、と思って、新たにノートをゲットした子たちも書けてたらマルつけてあげようと思ったら、最初からノートがない、と挑んできて、結局新しいノートをゲットしたあいつが、なんと、古いノートに書いているではないか!てめー!!笑

即、新しいノート、取り上げ。周りの子もばれてら〜って感じで笑ってます。だまされるかボケ。

まったく。それだけノートが大事で、こんな一大事になるってことが、日本と違うな。

でも新しいノートをゲットした子は、せっせときれいにノートを書いていて、よかったよかった。今日初めてノートを書いてる姿を見た子もいます。

今後もだまされぬようなめられぬよう気をつけながら、ちゃんと勉強ができる環境を整えていきたいです。

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今日は板書で絵を使ったので、絵も描かせてみたら、みんなけっこう上手でびっくり!一生懸命かいてました。

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こちらは日曜の、豆をつくお母さん。

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こうすることで、豆が殻から出てきて、後で豆だけ拾って使うんだそうな。