Enjoy every moment in Namibia

青年海外協力隊として、ナミビアで活動する約1年9か月

厳しい過去は人を強く優しくするらしい

6時にはゲンダさん宅を出て、コンビ乗り場にて、ルンドゥへ向かう車を待ちます。ゲンダさんがあちこち話をして、なんとかルンドゥ行きコンビをゲットしました。

車を待っている間に、ゲンダさんが紹介してくれた、ゲンダさんの1人の”ママ”であるという女性。ゲンダさんを自分の子どものように扱って、学費も払ってくれていたんだよ、と教えてくれました。そこから、ゲンダさんの昔の話になり、とても貧しい村の家庭で生まれたということがわかりました。学生の間、12年生になるまで、靴はなく、制服も買えない。3日間何も食べないこともあったそう。自分が家族の中で初めてグレード12を修了し、初めて大学に行き、初めて車を買い、初めて家を建てたんだよ、と。でもそんな子どもの頃の貧しい状況があったからこそ、貧しい子どものことが理解できるから、感謝しているよとのことでした。

自分は日本に生まれて、本当に恵まれて育ってきて、ブンヤの子はもちろん、日本の子でも、貧しかったり厳しい状況にある子のことを理解してあげられていないだろうなぁと。せめて理解しようといろいろ話を聞いたり、家を訪ねてみたり、想像したりしたいなぁと感じました。ゲンダさんの大きな懐は、こういうところにルーツがあるのかなぁなんて思ったのであります。

さて、ルンドゥへ500キロをまた帰ります。途中何度も検問のようなところで、パスポートを見せました。

そして、パンク!

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青空の下、何もなく、鳥の声だけがする状況で、タイヤチェンジ。トイレもないので、その辺で用を足します♪ スペアのタイヤがあって良かった!

 

無事にルンドゥに着き、飛行機までの時間をルンドゥ空港で待ちます。何もないとは聞いていたものの、本当に何もなかった。ろくに待合室すらなく、外に並ぶ椅子でお喋りしながらひたすら待ちます。幸い日陰。

そして、ルンドゥから首都ウィントフックへ約1時間のフライト✈️

コンビだと6,7時間かかるので、本当に楽です。

久しぶりの首都!約4ヶ月ぶり!懐かしい風景と美味しいものが食べれる!というわくわくにテンションが上がってしまいます。

もう他の隊員さんたちも集まり始めていたので、数人で夕飯はポルトガル料理のお店へ。初めて来ましたが、ここでは生牡蠣が食べられます。

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うんまいー!

久々の首都、美味しいものをたくさん食べて、他の隊員さんたちともたくさん喋って充電したいと思います。