Enjoy every moment in Namibia

青年海外協力隊として、ナミビアで活動する約1年9か月

10代の妊娠問題

月曜はミーティングのため、6:45出勤!と変わったのをすっかり忘れていたー!

6:10に起き、15分で支度。家を出る。ふぅ、間に合った。

ミーティングの後、町会。

朝会では、”先日レバーハクセンベ(近くの学校)で行われた意見交換会の報告”ということで、代表2人の子が報告をしていました。

その中でメインで話された(その話しかなかったかも?)、Teenage pregnancy の問題。10代の妊娠。この前ニュースにもなっていて、その数が問題であるらしいのです。ブンヤでは、1学期は7人の子が妊娠、ホリデー明けには9人に増えたそう。

うーむ、、と思っていました。これからさらに冷えるから余計に妊娠が増える可能性があるとの警告も。うーむ。

という話があったり他の話もあったりで、私の1限と2限はつぶれました。これが毎週続いたら困る、、。対策を練らねば。

 

なので今日は2時間しかできず。

6B算数も、1と3分の2を作ってみよう、とやっていたら、のきなみ間違えてくれるのでやけに盛り上がり、時間を食って予定の半分もいかず。

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楽しくやれるのはいいのですが、このペースでは時間が足りない!楽しさと時間とシラバスの3角関係が永遠に続くように思われます。内容の取捨選択が必要なのだろうと思います、、。

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でもこうやってみんなに黒板を向かせるのに一苦労です。

 

5A理科は、今日はお楽しみ実験。

太陽は熱と光をくれるよねー、その熱を実感する実験です。日本でも目にする、黒い紙に虫眼鏡で光を集めて穴を開ける実験!

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いつも大のわんぱく5Aも、今日の実験は静かにしないとやれません、と言ったらちゃーんと聞いて、ちゃーんと4人組作って座って、ちゃーんと実験してました。こういう活動が必要なんやねえ。

黒い紙は折り紙を4等分したので小さいですが、それでもちゃんとできていました。

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すてきなポリキャップくん!は、ポーズをとっている彼ではなく、友達に手を添えて虫眼鏡の角度を教えてあげている君。

そんな感じで授業が終わり、お弁当を持って来れなかったのでファットケーキをブンヤミニマーケットに買いに行ったら。

ある女の子に出会った。

人懐っこくて歌がスーパー上手な10年生。

学校に帰る道で、車が通った。

“私のBabyを轢かないで”とかなんとか、聞こえた気がする。

Baby?????

Are you pregnant?? 

彼女が妊娠していた!!

ホリデー中の妊娠らしい。プラス2のうち1人はお前かー!

歌にも遊びにも勉強にも励んでいる印象でよく声をかけてくれる彼女だったので、衝撃でした。

グレード10だよね?もし試験を受けられなかったらどうなるの?

Fail よ。

イコールもう学生としての道は断たれます。

相手は?

4年付き合ってる彼氏。働いている。

避妊してなかったの?

前まではしてたけど、最近彼が子どもを欲しがってるからしてなかった、、。

そいつ良くないよ!!と思わず言いましたが、とりあえず10月が試験で今赤ちゃんは2ヶ月とのことだったので、試験も無事にパスして、元気な赤ちゃんを産んで、グレード11になってくれることを願う、と言っておきました。彼女もI will do it とのこと。

このように、10代で妊娠することは特別なことではなくなってしまっています。でもそれは国としては大きな問題となっています。

妊娠して子どもを産んでも、学校に行っている間は家にいる家族が子どもの面倒を見てくれるので、なんとかなってしまうようです。

母体の安全、人生設計、学業及び仕事への影響などなどありますが、とにかく妊娠してしまった彼女には無事を祈ります。

がんばれ!!