Enjoy every moment in Namibia

青年海外協力隊として、ナミビアで活動する約1年9か月

意味のないことはない

今日は思いがけない収穫が!

4時間目はマンジョロさんの授業を見に行きたいから、その前にトイレにでも行っておくか〜と外に出たら、5Aが何かしている。

興味本位で寄ってみたら、

ぬぬぬ、

外で絵に色を塗ってる?!

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アーツの授業か!

それにしても、この絵の具みたいなものは、なんだろう??

こんな物が普通に授業で使えるとは知らなんだ!

授業をしているMs.ハイングラにあれやこれやと質問。

カラーパウダーといって、学校の備品らしい。まだ倉庫に在庫があるということで、後で見にいったら、赤はないけれど、黄青緑白は十分あった。

なぜ外で色を塗っているかというと、日光に当てて乾きを早くすることができるし、何より教室の中で塗るとそこら中を汚くしてしまうから、ということ。まさしく。

1番驚いたのは、でも筆が4本しかないのよ〜の後のお言葉。でもみんな筆が足りなくて困っているようには見えない。

うん、自分で木の棒に毛糸を巻きつけて筆の代わりになる物を作ったのよ〜、と。

え!!!そんな工夫をしてアーツの授業をしてみえる先生がいるとは!!!

驚き桃の木山椒の木。

さすがはMs.ハイングラ。彼女はローアープライマリー(要するに小学校低学年)の、部会長で、以前はブンヤの校長先生としても活躍してみえた方。さすがとしか言えません。

私がいつも手を焼く5Aも、Ms.ハイングラのもと、外であるにもかかわらず、静かにでも楽しそうに色塗りをしている。さすがとしか言えません。

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最後には、みんなで絵を見せての集合写真。こういうのも子どもはとても喜ぶし、やってやったぜ感が高まります。さすがじゃ〜。

実は私も日本の知り合いの先生の学校との作品交流をしたいと考えていて、絵を何を使って描かせようかと考え始めていたところでした。こんな絵の具のような画材が使えるなんてこれっぽっちも考えてなかったので、大きすぎる収穫でした。

もしこのMs.ハイングラに相談したら、その日本との交流で使う作品も、アーツの時間にMs.ハイングラに手伝ってもらいながら作れるかも?!

もくもくもく。。妄想が膨らみます。

 

本日は、算数の時間のはじめに、前々から言ってあった、Multiplication table competition なるものを行いました。要は、九九大会。100ます計算の紙を渡して、3分でどれだけ解けるかを競います。あまりに子どもたちが九九を覚えられないので、動機付けに、と思ったこの企画。動機付けになったかどうかと言ったら、それは少数に対してかもしれませんが、試験さながらに、緊張感をもって100ます計算をする様子は、子どもたちもわりかし楽しんでいるように思えました。あと2分!!あと1分!あと30秒!とカウントするたびに、ひえ〜!!という声が上がるのがおもしろい。こ文って時間を意識してなるべく早く計算をするという習慣がないに等しい彼ら。緊張感があっておもしろいので、授業始めにこういう計算練習の時間をとってもいいなぁと思いました。

100人以上の100ます計算の採点は肩が凝りましたが、なんとか終え、景品も作ったので、明日の結果発表が楽しみ!

 

今日は、午後の時間に、6Bの前回のトピックテスト3点以下の者たちに、補習も行いました。呼んだ者の半分くらいが来たかな?繰り返し繰り返し計算の仕方を確認して、それでも繰り返し繰り返し間違える子もいるけれど、理解の上がる子も確実にいる。何より、少人数で学べる環境に子どもたちは嬉しそうで、いつもよりも集中できていたように思います。週2程度で続けていきたいな。

 

そんな1日!