Enjoy every moment in Namibia

青年海外協力隊として、ナミビアで活動する約1年9か月

博物館に行ったよ

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これは全てタバコです。

ですが、ナミビアには民族が様々ありすぎて、タバコの形もこのように様々です。

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これは、この民族の中の、この集団のタバコだよ〜と説明してくれていますが、多すぎます。

でも、少しずつナミビアの民族がわかるようになりたい!

ということで、今日は博物館で、先生の話をよーく聞いて、勉強しました。

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この2枚の写真のマネキンさんと服装が、ナミビアの代表的な民族を表しています。

が、その民族の中にもさらに集団が分かれているので、大体72くらいに分かれるそうな!

写真、上の右から、ヨーロッパ系(白人)、ダマラ、ヘレロ、ヒンバ、ナマ

下の右から、カバンゴ、カプリビアン、オシバンボ、サン

族に分かれるそうです!

肌の色の濃淡や背の高さ、お尻の大きさ、話し方のアクセント、服装などから、ナミビアの人は、この人はナミビアの中のどこの民族の人かがわかるそうです。その人がナミビア出身でなくても、アフリカの中のあの国の人、とか、アフリカの中のあの辺りの人、とかわかるそうです。

でも、上の写真のマネキンさん達の後ろに写真が貼ってあって、欧米勢力ナミビアに入ってくる前は、写真にあるような格好をしていたそうです。ドイツの植民地化後に、影響されてこのマネキンさん達のように服装が変わっていったそう。

今日案内してくれた先生は、前に行ったプライベートスクールの先生ですが、どの民族も白人が来てから生活が変わってしまって、文化を失ってしまったことが悲しいと言っていました。

サン族(いわゆるブッシュマン)は、狩猟採集民族で、定住せず、動物に合わせて移動していましたが、いまや動物たちがいるところは国立公園になってしまって狩りもできず、町も広がってしまって採集もできず、暮らしに困る人が多いそうです。欧米から入ってきた文化に適応しにくかったということかな。

数日前にもちょうど新聞で、サン族のある家族が2ヶ月以上ろくな食べ物を食べれていないという記事を読みました。

ウィントフックにいると、街並みがまるでヨーロッパですが、他の国が入ってきた歴史があるということは確実にそこの文化や環境や人々を変えてしまっているし、いまだに弊害が残っているんだな〜〜と感じた日でした!

その弊害によって、教師が足りず、派遣された私!がんばります!

書きすぎちゃった!